11.20天皇制いらないデモ実行委員会ブログ★

「第42回全国育樹祭 TOKYO2018」に反対した!

11月17・18日、東京都内で育樹祭が行われた。

1977年から全国を転々としながら毎年開かれている育樹祭は、天皇が植樹した木を皇太子が手入れするというもの。森林に対する愛情を国民が培うようになることを目的にしているそう。

今回の東京での育樹祭は、1996年の植樹祭で天皇が植樹した木を手入れするって名目だ。でも、11月18日に行われた式典の会場は、武蔵の森総合スポーツプラザ(調布)。武蔵の森総合スポーツプラザは、東京オリンピックのために2017年に作られた施設で、1996年の天皇植樹のときには存在しなかったんだけどね…。

 武蔵の森総合スポーツプラザに皇太子夫婦がやってきて、「森林を、健全な姿で次の世代へ継承し、美しい国土と豊かな暮らしを未来へとつないでいくことは、私たちに課せられた大切な務め」なんて言ったらしい。

森林への愛も継承も市井の人がそれぞれにがんばってやっているわけで、ただ訪問しただけの天皇があれこれ言うのは僭越ではないのかな?

 

ということで、多摩の仲間もかけつけ、育樹祭に反対するビラまきを飛田給でやった。

 

ビラと横断幕と、公安警察一握りを貼り付けたので見てください。

公安警察は普段は黒い背広なんて来てないけど、天皇家がらみだと「正装」するっていう…。天皇家が動くと、公安警察もぞろぞろついてくる。育樹祭に合わせ、天皇に何かやらかすんじゃないかって勝手な疑いために民間人の家にまで、公安警官が警戒に来ていたそうで。公安警察は「公務員」。公安警察一人に一体いくらの税金が支払われているのか。ついつい、金勘定したくなる。思想信条の自由を侵害しながら、天皇といっしょに税金が動いている…。

 

実際、育樹祭は、厳戒態勢の中で行われている。

式典会場の受付では、運転免許証などの本人確認書類をさせられ、式典会場での手荷物は全国育樹祭公式グッズと貴重品しか持ち込めず、入場ゲートでは本人確認・手荷物検査・金属探知機検査まで!検査のために、開始時刻2時間も前の朝8時に会場までに入らなきゃいけない。しかも、途中で入退場することも許されない。天皇がらみだと、がんじがらめだな。金属探知機とかで検査しなきゃ天皇が安心して会場に来れないって、国民を疑っているってわけだな。

 

 

↓ ビラ

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↓ 横断幕を広げた

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↓ 「正装」した公安警察の一部

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