11.20天皇制いらないデモ実行委員会ブログ★

天皇制いらないデモ、帰ってきたぞ!

11.20の右翼・警察のデモつぶしから約半年、天皇制いらないデモが帰ってきた!

6月3日(土)、井の頭公園・三角広場で集会後、吉祥寺駅周辺でデモをやりました。東京からだけでなく全国各地から220人が参加してくれました。

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公安警察が、法律的な根拠もなく、集会全体を見渡せる場所で、集会の様子と参加者の写真を撮っているところ。抗議しましたが、法律にのっとって仕事をするはずの公務員が違法行為をするという腐った組織です。私たちが集会をすることは思想信条の自由・表現の自由として憲法で認められているのに、私たちのプライバシーを平気で侵害する警察。共謀罪が成立したら、こんなことが当たり前の社会になってしまうでしょう。だって、常に広範囲に情報収集しなければ、一般市民と組織犯罪集団構成員の区別なんてできないんだから。共謀罪反対! それより、加計・森友と共謀してる安倍を監視しなきゃ。

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警官ども。

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巨大な横断幕の前でそれぞれの天皇体験を話す、老若女男。

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デモをされると住みたい街ランキング上位の吉祥寺の名前に傷をつける、などという意見があるようです。表現の自由を許さない街ランキング上位になりたいのかな? 今は普遍化した形態のおしゃれであっても、勇気ある革新的なアイディア・挑戦が源泉にあります。表現の自由を認めない保守化は、発想・行動の硬直化を生み、革新的なアイディアを生み出す力を失い、どこかで生まれた革新的なアイディアを消費するだけの存在になり下がるでしょう。

日本中に蔓延する天皇制に、あちこちで声をあげよう!

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↓ ー皇族解散!「人間」にかえれ!ー 6・3帰ってきた天皇制いらないデモ より

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天皇は一般市民じゃないので、表現の自由も政治的な意見表明の自由も許されていません。それは、75年前の戦争で、天皇に強い権限を与えて戦争への道を突き進んだ経験から、天皇が強い権力を持たないように憲法に定めたのです。

なのに、昨年8月、憲法第四条で政治的な行為をしてはいけないと定めれているのに、ビデオメッセージで自分がやってほしいことを伝えた天皇。しかも、天皇の役割は憲法第四条で国事行為のみと定められているのに、憲法第七条に書かれている国事行為ではない、いわば憲法を無視して天皇が勝手にやっている「慰問・訪問をやれなくなるから天皇をやめたい」などとこれまた憲法違反の内容。二重の憲法違反だったビデオメッセージ。

それを忖度(そんたく)した国会議員らが、国会で退位特例法案をつくろうとしているのです。ほんとにひどい。

天皇を引退したかったら、表現したかったら、「国民」にならないと。

天皇が本当に人々のことを考えているなら、高貴な存在であることをやめるはず。辞典にあるように、高貴の対義語として下賤があるのですから。天皇が高貴なら、下賤は市井の人。高みにたって「訪問して市井の人のことを知りたい」って、いやらしいだけでしょ。わかりたいなら、市井の人になればいいんじゃないかな。土地の大衆酒場で雑談に耳を傾けるとか、閉店間際のスーパーで割引品を買うとか、ネットカフェに泊まるとかいろいろある。

天皇が訪問する前に、天皇が通る道に生えている草も引っこ抜かせるんだよね。「きれい」な道を歩いていては、泥水をすすらなければならない人の気持ちなんてわかんないでしょ。花壇に生えている園芸品種が天皇で、引っこ抜かれちゃう路傍の花が私たち。引っこ抜かれるのは、まっぴらごめん。

あらためて、日本国憲法抜粋…天皇の仕事ってあちこちに出かけることじゃないんだ

第四条 天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない


第七条  天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
一  憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。
二  国会を召集すること。
三  衆議院を解散すること。
四  国会議員の総選挙の施行を公示すること。
五  国務大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。
六  大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。
七  栄典を授与すること。
八  批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること。
九  外国の大使及び公使を接受すること。
十  儀式を行ふこと。

こんにちは。「皇族解散!『人間』にかえれ! 帰ってきた天皇制いらないデモ」です。

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 ↑ ー皇族解散!「人間」にかえれ!ー 6・3帰ってきた天皇制いらないデモ  より

 

 皆さんは、天皇は日本の象徴だ、と思っていますか。天皇がいる、天皇家があることで、恩恵を受けたことがありますか。デモをしている私たちは、天皇や天皇家から恩恵を受けたことはありません。天皇制は差別の元凶、民主主義・平等に反すると、私たちは考えます。

  いま、天皇代替わりを決める退位特例法案が国会に提出されており、今国会で成立する見通しですが、私たちは天皇の代替わりではなく、天皇制はいらない、天皇制をなくしたいと考えています。憲法に規定された象徴天皇制も要りません。

  天皇が生前代替わりを言い出したのは、高齢で公務がきつくなったから、ではありません。天皇制を子どもや孫の時代はもちろん、未来永劫ずっと存続させようとするからにほかなりません。だからこそ、退位特例法案がアキヒト一代限りにしたことを、アキヒト天皇は快く思っていないのです。

 世の中には職の得られない人、非正規雇用や会社の都合でクビを切られた人等々、生活に汲々としている人たちがたくさんいるのに、子どもの6人に一人が貧困に置かれているのに、天皇の家系が生活に困ることは天皇制があるかぎり、起こりません。

 天皇家に費やす税金は年間250億円にのぼります。天皇、皇太子一家が生活費として使って良いお金は年間3億円以上。食費や衣服、遊びに年間3億円以上ですよ。一般の私たちには想像もつかない巨額な生活費。そのお金は私たちが支払う税金、貧困層からも取り立てた税金です。その金によって天皇家は無農薬有機栽培の安全な食事を摂り、優雅な服やバッグを身につけ、失業することはないのです。

 貧困層から取り立てたお金について、天皇や皇族が少しでも痛みを感じたならば、お金はいらない、あるいは、日本に住む人の水準の額にしてほしいと申し出るでしょう。しかし、そんなことはありませんね。それは、天皇家という特別な身分を放棄したくないということです。こうしたことを考えれば、生前代替わりの目的が、天皇制の維持にあることがわかると思います。「高齢で公務がきつくなった」などという言葉に騙されないでください。

  天皇は平和主義者、そう思っている方も多いかと思いますが、それは大きな間違いです。もしも天皇が平和主義者ならば、まずは、父親である天皇ヒロヒトが起こした戦争の責任をとるはずですが、戦後72年間、父親の戦争犯罪について謝罪の言葉を述べたことはありません。天皇は広島、長崎、沖縄、サイパン、パラオ、フィリッピンへ旅してきましたが、そこで言葉にしたのは他人事のように「不幸な時代があった」であって、「不幸な時代」をつくった父・ヒロヒトの戦争犯罪を謝ったことはありません。天皇は父親の犯した戦争犯罪について、反省し謝罪すべきです。天皇は父親の戦争責任をごまかしてはなりません。

  天皇の家系には生まれたときから「様」をつけて呼びます。赤ちゃんに「様」。皆さん、変だと思いませんか。小さい子どもならば、なぜ「様」なのって疑問を持つでしょうね。

 天皇という特別な身分があることは、貴あれば賤あり、蔑まされる身分があっていいということです。貧乏人、低賃金労働者、失業者がいていいということです。平等、民主主義に反します。差別の元凶です。私たちは天皇という特別な身分、天皇制はいりません。なくすべきだと考えます。

  72年前、日本が戦争に負けたとき、天皇主権が間違っていたことに気づき、天皇が政治の主権を握ることを止めました。しかし、憲法1条に「天皇は日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく」と定めました。象徴天皇は「国民の総意」? いいえ、違います。少なくとも、デモをしている私たちは象徴天皇も天皇制も認めません。天皇を象徴として崇めません。天皇家に私たちが払った税金を使われたくありませんから、私たちを無理やり「総意」に入れるのは迷惑です。象徴天皇は「国民の総意」ではありません。

  皆さん、私たちは誰もが平等であるべきと考えます。特別な身分はいらない、天皇制はいらない、なくすべきと考える人達がいることを知ってください。天皇制はいらないという考えがあることを、マスコミも報道しませんから、私たちはデモしてアピールしています。皆さんは天皇家があることで、恩を感じたことがありますか。天皇制が必要かどうか、ご一緒に考えてみませんか。

 

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皇族解散!「人間」にかえれ! ― 6・3帰ってきた天皇制いらないデモ

昨年11月20日に右翼に破壊された天皇制いらないデモを、再び吉祥寺で開催します。暴力では潰されない天皇制反対の意思表示を!

ー皇族解散!「人間」にかえれ!ー
6・3帰ってきた天皇制いらないデモ

日時  :  2017年6月3日(土)

             午後1時集合・集会

           2時半頃デモ出発予定

会場  :  井の頭公園・三角広場

             (井の頭公園の東端。井の頭線「井の頭公園」駅から徒歩5分・吉祥寺駅から徒歩15分)

主催■6・3天皇制いらないデモ実行委員会
連絡先■tennoout@gmail.com 

               0425259036
ブログ■ http://tennoout.hatenablog.com/ 


<よびかけ文>
 昨年8月の天皇メッセージによって始まった「平成代替わり騒動」。天皇みずからテレビで天皇制のあり方について主張するという、戦後天皇制にあるまじき事態でした。
 しかし「憲法違反」の声はマスコミや政治家からほとんど聞かれず、事態は明仁天皇の意向に沿う形で進んでいます。
 議論の場を移した国会でも、自民党から共産党まで「退位容認」「天皇制維持」の大翼賛というテイタラクです。
 ならば天皇制廃止は街頭で訴えるしかない!
 しかしその街頭は、右翼、警察のやりたい放題。昨年11月20日に行なった「天皇制いらないデモ」は、トラメやプラカードを次々と奪われ、宣伝カーのガラスまで右翼に割られる暴力を受けました。警察は最後まで見て見ぬふり。自治体もデモを迷惑あつかいし、市民向けメールで「ご注意下さい」と配信する始末。
 治安維持法なくとも、天皇制批判の権利は瀕死の状態です。

 全国の仲間の皆さんに呼びかけます。まだ一度も反天皇制デモに参加したことのないあなたにも。
 身分差別と性差別を「象徴」として祭りあげ、国境を越える想像力を私から奪い続けた天皇制。権力者は利用・翼賛し、マスコミは追従し、民衆は沈黙する―この天皇制の壁を突破して初めて、私たちは自由や平等を語ることができるはずです。
 「11・20」の無惨な破壊を経て、吉祥寺で再び「天皇制いらないデモ」を開催します。私たちの一歩一歩が、天皇制の矛盾を明るみに出し、この国における政治的権利を勝ちとる歩みになるでしょう。
 「天皇制いらない」の気持ちがあれば、誰でも参加できます。帰ってきた天皇制いらないデモへ!いざ、共に!

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6.3 Demonstration for No More Emperor System

--  Break up the imperial family! Return to "Person"! --  Demonstration for No More Emperor System

Date & Place: June 3rd, 2017, Saturday

            PM1:00 – Get together

            PM2:30 - Start demonstration

Meeting place: Sankaku Square, Inokashira Park

(At the eastern end of Inokashira park. Five mins' walk from Inokashira Station in the Inokashira line, or 15 mins' walk from Kichijoji Station in the JR Chuo line)

 

Organized by the executive committee of demonstration for No More Emperor System

 Contact: tennoout@gmail.com

     Tel: 0425259036

     http://tennoout.hatenablog.com/

 

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Call for action

 

Emperor's message expressed last August is causing a problem of Emperor alternation in the Heisei era. The message is an unprecedented and unusual voice from the dynasty which has never been seen or anticipated during the post-war era. Emperor Akihito himself spoke out about the desired emperor system on TV. However, no media or politicians have criticized his speech as unconstitutional. The situation is going in line with his intention. We found, in the Diet, unfortunately, all members from the Liberal Democratic Party to the Communist Party endorse Akihito's abdication or "keeping the emperor system".

Accordingly, we have no options but to take our message of termination of the emperor system to the streets.

 However, on the street are lots of rightists and policemen who go their own way or do whatever they want to do. On Nov. 20 last year, we held a demonstration for No More Emperor System where a handy megaphone and many placards were ripped off and the window of an advertising van was broken by rightists. However, the police put a blind eye on such violence. They continued to ignore it until our demonstration ended. The city government regarded our demonstration as annoying, advising the residents to be careful about the demonstration by e-mail.

We have found our right to criticize the emperor system is on the verge of death, even if we don't have the Maintenance of Public Order Law currently.

 We're calling to all of you, and you as well who has never joined demonstration against the emperor system.

 Under the emperor system, racial and sexual discrimination is worshiped as 'Symbol', and we are still deprived of our imagination going beyond national borders. Those in power use and praise the emperor system, followed by the media, while people are silent. Until we break through the "wall" of the emperor system, we couldn't talk about freedom and equality.

 We will hold a 'Demonstration for no more emperor system" in Kichijoji again, though we were attacked brutally by the rightists and police on Nov, 20 last year. Each step we are taking will bring discrepancies of the emperor system to light, so that we could obtain a political right in this country.

 Any person with a feeling of "No More Emperor System" can join in our demonstration. Now Join us! Demonstrate together!

 

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最終集約47団体/611人、声明賛同、ありがと~ ⋈(◍>◡<◍)。✧♡

47団体/611人! 「11.20天皇制いらないデモへの右翼・警察一体のデモつぶしー天皇制暴力ーに抗議する声明」への賛同、ありがとうございました

 

11.20のデモは、

天皇制は、右翼が暴力をふるい、警察がそれを容認することで成り立っている

という事実を可視化した。

天皇制を無条件に受け入れる人には、天皇は平和的に見えるかもしれない。でも、異議を唱える人に対しては、反対の声を上げないように、警察権力が擁護しながら右翼の暴力で脅す。そういう暴力に守られて存在しているのが、天皇制。脅しで成り立つ制度を維持しているって、その中に存在する一人一人が身分差別も暴力も容認しなければできないはず。

そして、天皇家に生まれただけで尊いなら、自分は下卑てるってことになる。

「差別・暴力はだめだ」と思う人は、はっきり言おう。「私は私。差別・暴力は認めない、天皇制はいらない」、と。

「裸の王様」だって言えないのは、おとなだっけ。

 

 「デモつぶしはいかん」とカムアウトしてくださった、たくさんのみなさんに深く感謝申し上げます。

 

最終集約です。ウェブ上では団体賛同のみの掲載です。

 ◆抗議声明賛同団体一覧(6/1、計47団体)◆
あ)アジェンダ・プロジェクト / ATTAC Japan首都圏 / あるこう会 / アジア共同行動首都圏 / アジア連帯講座
い)茨城不安定労働組合
え)映画「侵略」上映委員会
き)救援連絡センター / キリスト教事業所連帯合同労働組合
け)警察の人権侵害を許さない会三鷹 / 研究所テオリア
こ)公安警察解体!反弾圧・反警察運動 / 国賠ネットワーク
さ)差別・排外主義に反対する連絡会 / 三多摩合同労働組合 / 三合労三信自動車
し)静岡沖縄を語る会 / 市民のひろば憲法の会 / 人権と報道連絡会 / 人権平和浜松
せ)全関東単一労働組合 / 戦時下の現在を考える講座
た)立川自衛隊監視テント村
ち)千葉学校労働者合同組合
つ)つくばサミット弾圧救援会
て)ディストピアTOKYO / 天皇制を考える会:静岡
と)東京都学校ユニオン
に)日本キリスト教団神奈川教区ヤスクニ天皇制問題小委員会
は)排外主義にNO!福岡 / 反天皇制運動連絡会
ひ)「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会 / 日雇全協寿日雇労働者組合
ふ)福岡サウンドデモ裁判原告団 / 福岡市民救援会 / 不戦へのネットワーク / 府中緊急派遣村/府中緊急派遣村労働組合 / フリーター全般労働組合
ほ)北部労働者法律センター
や)靖国・天皇制問題情報センター
ゆ)有事立法治安弾圧を許すな!北部集会実行委員会
よ)横浜生活保護利用者の会 / 夜まわり三鷹
ろ)労働運動活動者評議会 /労働者共闘
r) rage footballcollective

ほか、611個人

 

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「11.20 天皇制いらないデモ(吉祥寺)」への右翼・警察一体のデモつぶしー天皇制暴力ーに抗議する声明

                                                                                           2017年2月2日

 

 2016年11月20日、私たちは、吉祥寺駅周辺において「11.20 天皇制いらないデモ」を行いました。
 同年8月8日に発表された天皇・明仁による「おことば」は、天皇自身による退位の意向の表明と天皇制の存続を命じたものでした。この国を覆う差別と抑圧の構造である天皇制とその体現者である天皇による攻撃に対し、反撃の嚆矢として私たちはデモを企画しました。
 当日、井の頭公園へ集合し12時45分から開始した集会は、右翼の拡声器による罵詈雑言などの妨害にさらされながらも貫徹され、14時にデモは出発しました。
 公園を出た途端、デモ隊は右翼の攻撃にさらされました。デモコースのごく初期の段階で、40枚近くあったメッセージボードやプラカードは1枚を残して奪われ、7メートルほどの大横断幕は奪われ引きちぎられました。参加者が持って来た旗やポール、4台のトランジスタメガホンが奪われ破壊されました。そして、宣伝カーのフロントガラスは襲撃により大きなひびが入り、ナンバープレートやサイドミラーは剥ぎ取られ、備え付けのメガホンは断線され音が出なくなりました。
 右翼の襲撃は参加者にも及びました。殴る、蹴る、引き倒すなどの暴力により、6名以上が出血。痣が出来た人、前歯の欠けた人も居ました。とりわけ、女性や体の小さな参加者への暴力が目立ちました。また、聞くに堪えない民族差別的発言も受けました。通常は40分程度のデモコースに対し1時間30分かかりました。
 この様な、暴行、傷害、窃盗、器物損壊などの右翼の行為に対し、警察・機動隊はデモ中、容認・放置の態度をとり続けました。それどころか、ゆっくり進まざるを得ないデモ隊に対して、「早く進め」などと言って、押したり引いたりしました。
 私たちは、右翼による暴力に加え、警察権力による「暴力の放置」という弾圧を受けたのです。天皇制に反対する意思を街頭で表明するだけで、これらの事が公然と行われたのです。近年、この国において、国家や行政へ抗議する街頭行動や直接行動が行われてきましたが、この様な激しい弾圧を受けたものは滅多に無いでしょう。そこに表現の自由は全くありません。この日、「国民」一人一人に象徴と思う事を強いる「国民の総意」としての天皇制が持つ暴力が顕わになったのでした。
 また、警察から情報を伝えられた周辺自治体の市議会議員が、主催者の私たちに断りなくデモコースをインターネット上で明らかにしてしまいました。同時に自治体は、防災メールなどで、それまでのデモに対しては行ってこなかった「デモによる混乱が予想される」という情報を流し、デモ自体を災害や迷惑行為の様に見做す表現をしていました。この様な対応について、私たちは自治体に抗議申し入れを行い、今後は改める旨の回答を受けていますが、その後の情報では、自治体からの連絡を受けた小学校が、生徒に『20日は危険だから吉祥寺に行くな』という指導をしていた事も明らかになっています。これらは全て、表現の自由に対する妨害行為です。
 一方で、残念な事に、自由を求め諸権利を守ろうとする人びとの中からですらも「反天皇制のデモを行うからこの様な目に遭うのだ」といった声が聞えてきます。
 天皇制はこの国を覆う最悪のイデオロギー装置の一つであり、反対する私たちといえどもその影響からは決して自由ではありません。そのような天皇制に抗するため、私たちは「11.20 天皇制いらないデモ」を企画しました。当日に行われたデモへの攻撃は、天皇制に反対する意見を封じ込めようとする暴力です。それはまさに天皇制そのものの姿です。私たちはこの様な攻撃・暴力に対し断固抗議します。そしてこれからも天皇制を無くす闘いを続けていきます。
 
11.20 天皇制いらないデモ実行委員会

 

↓ 右翼の窃盗・暴行、右翼を放置して「早く前に進め」とデモ参加者を突き飛ばす警察によって、デモの隊列がぐちゃぐちゃ。デモを整然とやるために警察官が500人も動員されたらしいが、このありさま。給料は税金。

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↓ 警察が大勢いる前で、堂々と右翼が壊したデモ宣伝カーのフロントガラス

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国会前で、退位特例法案の廃案を訴えました

5月25日、5月19日に国会に提出された「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」案の廃案を、国会前で訴えました。その後、天皇明仁宛の抗議文を渡すため、窓口となっている内閣府へ。

抗議文には、賛同した40団体が名を連ねました。天皇制いらないデモ実行委員会も、賛同しました。

 

↓ 国会議事堂前での抗議行動のあと、天皇明仁に抗議文を渡すため、受付の内閣府へ移動中。

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反天皇制運動 – 私たちは天皇制の廃止を求めます  より

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天皇明仁 殿

 国の機関である天皇は、憲法上いくつかの制約を受ける存在です。
 立憲主義の基本原理は、主権者人民によって国家の恣意を縛ることにあります。だからこそ、憲法第99条は国家の機関を担っている人間に対して、憲法尊重擁護義務を課しているのです。そしてこの条項のトップに上げられているのは天皇、すなわちあなたです。

 いうまでもなく天皇は、憲法第7条に列挙されているところの「国事行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない」と、第4条において明記されています。
 しかしあなたは、2016年7月13日のNHKリーク放送、8月8日には「国民」に直接訴えかけるかたちでのビデオメッセージを放送させ、そのことによって政治家を動かし、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」を国会に上程させるに至りました。
 この一連のあなたの行動は、紛れもなく憲法違反の行為です。私たちは、まずこのことに対して強く抗議します。

 そもそも、あなたは退位の理由として、「天皇の象徴的行為」が十分果たせなくなったということを挙げていますが、この、「国事行為」とは区別される天皇の「公的行為」なるもの自体が、戦後象徴天皇制が発足して以後も行われ続けた天皇の逸脱行為を、後付けで正当化するために生み出された、いわば天皇条項の「解釈改憲」の産物です。あなたは、「天皇の象徴的行為」といういい方で、憲法解釈上も議論がある天皇の役割を、自分で決めたのです。
 今回あなたが発議し、政治家が忖度することによって、「皇室典範」の事実上の「改正」とそれに伴う関連法「改正」がおこなわれようとしています。民主主義とは真逆な態度と言わざるをえませんが、天皇の行為を認めた政治家の責任と共に、そのような権利がないのに「法改正」を発議したあなたの責任も大きいと言わなければなりません。

 あなたの父親である昭和天皇は、「天皇家の家法」といわれた戦前の「皇室典範」を廃止し、新たに国会の下で制定される一般の法律としての「皇室典範」が作られる際に、「皇室典範改正の発議権を天皇の手中に留め置けないだろうか」という願望を強く抱いていたといいます(『芦田均日記』)。もちろん、現行の「皇室典範」に、天皇による「改正発議権」は認められていません。しかし今回あなたは、違憲の行為を重ねることによって、実質的にそれを自らの「手中」のものとしました。

 私たちは、将来的に天皇制という身分差別の制度をなくしていくことを求めています。ですから、あなたが天皇を辞めることに反対はしません。しかし、それが「上皇」や「皇嗣」などという新たな皇族身分の新設と制度化を行い、天皇制の拡大をもたらすことになる法改正には反対します。退位するなら天皇を辞めるだけでなく、皇族からも離脱して下さい。
 「天皇の地位は主権の存する国民の総意に基づく」と憲法では明記されています。この総意には私たちは含まれていませんし、ましてやその総意とは決して「一般意志」ではありません。
 上記の通り考えるものも少なからず存在することを認識されるよう、書状としてお送りします。

2017年5月19日

 

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国会議員各位

【要旨】天皇の「発議」による法の制定は違憲であり、日本国憲法体制の根幹を否定する。異なった見解を排除してなされる立法は、民主主義に反するもので許されてはならない。あらためて広く議論を喚起するべきであり「退位特例法」は廃案にせよ。

 現在制定されようとしている「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」には、その立法の前提に憲法上の重大な問題があります。このような法律を、十全な論議も経ないで制定されることがあってはなりません。

 日本国憲法は、第四条において、天皇の国政に関する権能を否定しました。さらに、第九九条において、天皇自身に憲法の尊重と擁護の義務を課しています。
 二〇一六年夏のいわゆる「天皇メッセージ」において、明仁天皇は、天皇が高齢になり身体が衰えても「国事行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくこと」は無理だとし、重病などによりその機能を果しえなくなった場合に、天皇の行為を代行する摂政を置くことについても、適用を否定しました。天皇による「拒否権」の事実上の行使により、皇室典範上に規定のない「天皇の退位」を求め、天皇・皇室関連法の改定を要請したのです。これは、明らかに国政に関する干犯であり、違憲行為であることを十分に認識しながらなされた、天皇による政治行為です。

 現天皇は、即位にあたって「日本国憲法を守り、これに従って責務を果たすことを誓い」、それからのちにも「護憲」の意思を繰り返し表明しています。にもかかわらずなされた今回の天皇自身による違憲行為は、明確に否定されねばなりません。事実上、天皇の「発議」による皇室関連法の改定は、現憲法と皇室関連法の法的位置を、大日本帝国憲法と旧皇室典範のそれに、限りなく近づけるものです。
 現天皇は、さきの「天皇メッセージ」においても、またそれまでの多くの発言においても、「国事行為」として憲法に規定のない自らの公的な行為のすべてを「象徴としての行為」としています。このように、天皇や皇族たちにより現実に進められていることは、一貫して天皇の権能の拡大であり、解釈改憲とも呼ぶべき事態がそこにはあります。

 天皇の「退位」は、現憲法においても皇室典範においても規定がなく、憲法制定の当初から、むしろ意図的に天皇の「退位」は否定されてきていますが、それでも、天皇の究極の「人権」として、天皇の地位からの「脱出の権利」を認めるべきではないかという有力な憲法解釈が存在します。しかし、今回のいわゆる「退位特例法」は、まったくそのようなものではありません。
 今回の「退位特例法」には、第一条に「趣旨」として、天皇のこれまでの国事行為のほか「象徴としての公的な御活動」を賛美し、「国民」が天皇を「深く敬愛し」「お気持ちを理解し、これに共感」という、法として他に類例のない記述で満たされています。これらはいずれも立法にあたって議論の対象とすらされていません。そのことは、この法案がきわめて異質なものであることを表しています。
 また「退位特例法」においては、現天皇は退位後に天皇に準じる「上皇」となり、現皇后は皇太后に準ずる「上皇后」となります。「上皇」が憲法上の国事行為を行うことができないのは明らかですが、そもそも憲法上の規定のない「象徴としての行為」については、さらに憲法上の制約があいまいなものとして、恣意的に維持されることになるでしょう。「上皇后」については、皇太后と同様の存在とされており、摂政となることも否定されていません。
 「上皇」「上皇后」という存在とともに、同じく新たに規定された「皇嗣」という存在ともあわせ、天皇および皇族の地位や権能は、明らかに拡大されており、日本国憲法体制における天皇や皇族の制約もまた、同時に緩和されています。これらはいずれも、立憲主義に基づいた法体制を突き崩し、「天皇制」を強化安定させるためのものです。敷衍するなら、それは即ち、憲法上の国民主権をも揺るがすものとしてあります。

 天皇や皇族の権能やその行為について、厳密な議論をすることなく、それどころか国会での開かれた議論自体があたかも「不敬」であるかのごとく拒絶して、衆参両院議長の与野党間調整により、法制定の内容や経過を隠蔽しつつ進められていることは許されません。
 さらに、天皇の「退位」に伴い、新天皇による「皇位の継承」がなされることになります。「退位特例法」制定における、このような憲法上の問題をそのままに、なし崩しの退位や即位が行なわれることに対して、私たちは強く懸念を持ち、批判せざるを得ません。私たちは、まずもって「退位特例法」の廃案を強く求めます。

2017年5月19日
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↓ 今話題の内閣府で、天皇明仁宛の抗議文を渡す。ちゃんと本人に渡せよ!

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noisy minority!4  「天皇制いらないデモ」、こう思う

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11.20デモで、右翼に盗まれて、今はもうないプラカードの数々…

(http://www.mkimpo.com/diary/2016/hanten_16-11-20.html)

これは敵の弱みと焦りの現れ

     ………PCさん

 11月20日の「天皇制いらないデモ」に対して集会時から右翼の激しい妨害があったが、発言者は堂々と反天皇制を主張した事で集会は大成功したと思う。特に弾圧の中「日の丸」「君が代」を教育現場で闘っている先生たちの発言に敬意を表したい。その後デモで警察権力の了解の元に、我々に襲ってきた右翼暴力に対してもスクラムを固く組みプラカードや横断幕はうばわれたものの最後までデモを貫徹できた事は大いに評価すべきだと思う。
 とにかく右翼や安倍にとって改憲のチャンスは今でしかないので最大限の力で襲ってきたのだ。右翼は我々に対して暴力をふるえば、我々の運動を潰す事ができるのだと思いあがっているのだ。しかしそのような暴力に我々が絶対に屈さない事をこの日のデモは示した。これからも右翼のデモ妨害と暴力がエスカレートすると思うが、これは敵の弱みと焦りの現れである。一歩も怯まず前に進みたい。


 

横断幕を防衛したが…

     ………MMさん

  井の頭公園駅につくと大事件でも起きたのかと思うほどの警官の数。驚いて立ち止まる市民に実行委員会のビラを渡す。ビラを渡した家族連れが集会場にむかって手を振って激励してくれた。集会は天皇制の問題が浮き彫りになるアピールがとてもよかった。
 さあデモに出発だ。とたんに右翼の暴力と怒号にまみれた。右翼はものすごいスピードで横断幕を奪おうと突入してきた。必死に奪い返そうとしたが力づくで持っていかれた。
 右翼の暴力でデモ隊列がグチャグチャにされても、警察は「詰めろ」「前に進め」とからだを押しまくる。マイクも破壊され、仲間が地声でコールをあげ続けてくれた。私は隣の人とスクラムを組んでデモをした。
 天皇制は民主主義を暴力で破壊する装置だ。天皇制はいらないデモをまたやろうね。

 

予想の範疇。暴力を振るわば振るえ

     ………NMさん

 天皇及び天皇制、これが現在まで温存されていることに対しわたしは甚だ不快である。
 歴史を振り返れば、アジアで数千万を殺し、言葉や文化を奪い、搾取し、差別し、その血塗られた皇軍の行為、歴史の頂点に天皇はいた。そして1ミリも責任を取らず現人神から戦後は人間になり国民の象徴として君臨している。ナンセンス極まりない。今上アキヒトは一見良きお方のように思われるが、昨年のパラオ訪問時の言葉を聞くとやはり過去の戦争について他人事なのがよくわかった。茶番である。
 わたしは現在のこの国の諸問題の原因は過去の戦争に対する無反省にあると思う。それらを考えていくとやはり天皇及び天皇制にぶつからざるを得ない。今だに天皇及び天皇制について反感を持って語ることが不敬とされる世の中である。かつて坂口安吾が書いたように、人間はその実質において敬われるべきであって、天皇もまた同様であるべきだというのに同感である。万世一系だとか日本で一番古い家柄だとかそんなものはどうでも良い。どこの誰でもみな同じである。
 さてデモについてであるが、特に感想もない。
 デモ側の宣伝車、横断幕、プラカードは全て沿道を埋め尽くす右翼構成員たちにめちゃめちゃに破壊された。行進中ずっと襲撃を受け続け、デモ側女性参加者であっても引きづり倒され蹴られ..容赦のない暴力が行われた。
 投げかけられる罵声は「反日朝鮮人は日本から出て行け、叩き出せ!」 ふーん、あっそう。このように天皇制と暴力、差別は一体である。
 が、今の日本で反天皇制を唱えて行進すればこの程度の暴力にさらされるのは予想していたし、わたしの予想の範疇であった。わたしは反日朝鮮人だの出て行けだの言われても平気である。暴力を振るわば振るえ。
これからも天皇制には反対でありますよわたしは。

 

 

 誰にも忘れたふりなど決してさせない

     ………JZさん

  すこし歴史をたぐると、かつては自然発生的に創意工夫にあふれた社会運動がいろいろなところでいくつもあったことがわかる。これらは大日本帝国憲法下の治安法体制の下で窒息させられるのだが、たびたび指摘されるように、自民党の「改憲案」を待たず現在の日本国憲法下においても、公安条例や関連各法による集会や集団示威行動の制限が、じつは百年以上も前の治安警察法の枠組みそのままであることに暗然とさせられる。
 「国民主権」「象徴天皇」のもとでは、かつての国体思想や超国家主義の蔓延などあり得ないとされてきた。しかし、歴史修正主義者やレイシストたちの影響がしみ込んだ社会において、不安が広がり「非常事態」が呼号されたとき、起きる事態はあらかじめ見えているといってよい。それは、陰湿な中傷と虚言、密告や差別、強制と脅迫により、国家や集団などの「共同意思」を装った宣撫工作が津々浦々に満ちた世界だ。「あの日」の警察と右翼の暴力は、その一例でもあろう。
 こうした世界に即効性のある対応策などない。しかし、だからこそ、権力や右翼の暴力、その卑劣な行動とともに、自分たち自身の事実を記録し、身体の痛みとともに記憶し続けたい。誰にも忘れたふりなど決してさせない。