11.20天皇制いらないデモ実行委員会ブログ★

天皇主義右翼による、立川テント村宣伝カー破壊を許さない

天皇主義右翼による、立川テント村宣伝カー破壊を許さない。
暴力に萎縮せず、反天皇制の声を大きく上げよう!

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大勢の警察に見守られて、テント村の宣伝カーを破壊する天皇主義右翼



 

 11月23日、陸上自衛隊立川駐屯地で行われた「防災航空祭」に抗議していた、地域の反戦・反基地団体「立川自衛隊監視テント村」の宣伝カーが、街宣右翼によって1時間にわたる攻撃を受け、フロントガラスやサイドミラー、ランプなどが破壊されるという事態が起こった。
 テント村の宣伝カーは、昨年11月20日の吉祥寺で行われた「天皇制いらないデモ」でも襲撃・破壊されている。今回も襲撃者が「去年今年とよく壊れる車だなあ」「26日はこんなもんじゃねえぞ」と口にしていたことからも明らかなように、右翼の目的は、反基地運動に対する襲撃であると同時に、明日、11月26日に私たちが行なおうとしている「終わりにしよう天皇制 大集会・デモ」への攻撃であったことは明らかだ。同宣伝カーが、この間の反天皇制デモの先導を務めていることを知った(知らされた?)右翼が、この宣伝カーを狙い撃ちにしたのである。今回、とりわけ防災航空祭抗議行動の終了後、撤収中の宣伝カーを街宣車で取り囲んで執拗に襲撃したことは、それがたんに偶発的な事態ではなく、 きわめて計画的な犯行だったことを物語る。さらに、私服公安警察や立川署警備課の警察官も、目の前で起こっている破壊行為を黙認していた。天皇主義右翼と警察とが馴れ合って、白昼堂々、好き放題の蛮行がなされたという事実を、私たちは決して許さない。
 こうした天皇主義者による暴力、それは「平和天皇」「護憲天皇」と賛美され、いわゆる「リベラル」層からも評価の高い明仁天皇制もまた、現実には暴力によって支えられていることを明らかにする。
 世襲の君主という特権身分が「日本国および日本国民統合の象徴」として据えられている。この天皇制という差別的な制度の存在自体が、「絶対敬語」や「人格賛美」を通じて、特別な存在に対するタブー意識を日々作り出し、天皇制の前には私たちの人権や権利は制約されてもやむを得ない、とする感性を生み出す。右翼の暴力は、間違いなくそのような意識の上に乗って存在し続けているのだ。
 右翼暴力の目的は運動を萎縮させることにあり、警察もまた右翼暴力を利用して運動に介入しようと絶えず目論んでいる。だからこそ私たちは、いま、敢えて天皇制反対という声を明確に上げていかなければならない。
 「終わりにしよう天皇制 大集会・デモ」(11/26 13:00 千駄ヶ谷区民会館)に結集し、各地域・現場で反天皇制の声を上げていこう。

 

2017年11月25日 


終わりにしよう天皇制11・26集会実行委員会
東京都千代田区神田淡路町1-21-7-2A
ゴメンだ共同行動気付

 

 

★テント村へカンパを!★

立川自衛隊監視テント村
 立川市富士見町2-12-10-504

 tento72@yahoo.co.jp


カンパ振込先⇒

郵便振替00190-2-560928

(口座名「立川自衛隊監視テント村」)

終わりにしよう天皇制11・26集会 集会アピール

終わりにしよう天皇制11・26集会 集会アピール

 

 天皇教という言葉もある通り、天皇一家の宗教としての振る舞いは、これから予定されている代替わり儀式において、もっとも濃密にあらわれる場面となる。メディアに映るのは民衆の素朴な信仰を装っているが、天皇教はあまたの宗教と違い当たり前のように公共予算を食いつぶす。法律(憲法)によって存在を許されながら、その法律を無視し、ゆがめ続けることも天皇の十八番である。2016年7月から始まる「生前退位」騒動は、代替わりを円滑に進めようという天皇と支配層の都合ばかりが通りすぎている。特例という名の茶番は、天皇制自体がかかえ持ってきた混乱でしかないことを思い起こすべきだ。
 この宗教の原理主義者というべき人たちは長い間、「日の丸・君が代」をはじめとする選別の道具を用いて、異端をあぶりだしては、官民あわせたむき出しの暴力をちらつかせてきた。
 一方、今の天皇は原理主義色を薄めることも意図しながら、被災地を含め少数派と思しき人々への「慰問」に精を出し、より幅広い信仰のすそ野を広げようと「仕事」してきている。今回オリンピック開催を前に譲位しようとする天皇の意図も、穏健さの表れとして好意的に解釈されがちだ。しかしその作業は、身分等の差別を含んで広がる格差をあたかも平らに地ならしするように装いながら、その作業をする天皇自身は、格差の頂点あるいは格差の枠外に座り続けるという理不尽をあらわしているのである。
 もちろん日本の中だけでない。アメリカからやってきたトランプのような乱暴な人気取り差別主義者でさえ、天皇一家の儀礼的空間をくぐれば、彼の犯罪性を薄めるかのような政治的効果を生み出したりもする。天皇は、かつて自分の親たちが侵略戦争でアジアの地を血で染めたことを原理主義の行き過ぎとしてしか顧みないのだろうか。近い将来、短絡的で好戦的な支配者たちが朝鮮半島で一線をこえることがあれば、天皇たちは静かなお墨付きを与えるのだろうか。
 今、代替わり儀式のみならず、天皇のあり方を問うこと自体に委縮する状況ではある。これまで述べてきたような「平和天皇」の姿は、天皇制に異を唱える存在に対する右翼の暴力と、それを黙認する警察によってはじめて成り立っている。このことを放置し看過すれば、表面的な政治変革さえまっとうされないし、格差の下層におかれた人々が孤立した末に天皇教のようなまがいものにしか希望を見いだせないという悪循環が続くことになってしまう。
 天皇代替わり儀式は、そもそも血縁が(男子を通してのみ)長い歴史を経て続くという天皇一家の宣伝の場であり、いつわりの権威づけの核心でもある。その思想のために、どれだけの性差別と、優生思想とが生み出され、どれだけの生身の人間が絶望の淵へと追い込まれたことか。結集された怒りこそが天皇制、天皇制的なものを終焉に追い込み、真に素朴な関係性で人が生きる社会へと展望を開くだろう。
 天皇制はいらない! 天皇制を終わりにしよう!

 

  2017年11月26日  集会参加者一同

終わりにしよう天皇制 11・26大集会・デモ

昨年の天皇の「生前退位」意向表明以来、この社会はとんでもない方向に動いています。立憲主義・民主主義を、自ら捨て去るような状況です。
この状況に危機感を持つグループ・個人によって実行委員会がつくられました。
ぜひご参加下さい!

終わりにしよう天皇制 11・26大集会・デモ

 

日時:2017年11月26日(日) ★13:00開場13:15開始★16:00過ぎデモ出発会場
会場:千駄ヶ谷区民会館

講演:吉澤文寿さん(朝鮮現代史)「植民地責任と象徴天皇制」
ビデオインタビュー:横田耕一さん(憲法学)「憲法と生前退位」
※ほか、コント、天皇制弾圧に関する映像、アピールなど盛りだくさん!

主催:終わりにしよう天皇制11・26集会実行委員会
連絡先:090-3438-0263

▼ ▼ ▼

【呼びかけ】
あなたがもし、
 世襲の特権階級が無いことを望むなら、何をためらうことがある?
あなたがもし、
 歴史と責任に向き合わない社会を嘆くなら、何をためらうことがある?

あなたがもし、
 民族や国籍で差別されない国を望むなら、
あなたがもし、
 「不敬」と名指され傷つけられた人々の身の上を想うなら、
あなたがもし、
 「正しい家族」「正しい日本人」の抑圧に窒息しそうにあるなら、
何をためらうことがある?

 「日本は決して美しい国ではない」と思うなら、ためらうな。
 象徴のメッキを剥がすことを、偽りの統合を撃つことを、ためらうな。

 天皇制反対!明仁を最後の天皇に!
 終わらせるのは、いまだ!

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立川テント村宣伝カーへの右翼の襲撃を許さない  抗議声明とカンパのお願い

ー 立川テント村宣伝カーへの右翼の襲撃を許さない ー
      抗議声明とカンパのお願い


●右翼による襲撃で破壊されたテント村の宣伝カー
 11月23日、陸上自衛隊立川駐屯地で開催された「防災航空祭」に抗議する例年の情宣活動を行ないました。ここ数年、わたしたちを攻撃するために複数の右翼団体が登場していましたが、今年の攻撃は特別に激しいものでした。何台もの街宣車でテント村の宣伝カーを取り囲んで進路をふさぎ、大音響で「国賊!」と叫び続けて反戦の呼びかけを妨害したり、サイドミラーを割ったりという暴力行為を続けました。
 さらに行動終了後、駐車場へ撤収中の宣伝カーを路上で街宣車が取り囲み、7~8名の右翼が1時間にわたって宣伝カーを叩く、蹴る、ものを使ってガラスを割るなどの乱暴をはたらきました。また車内の運転手に対し、民族差別やセクハラを含む激しい罵声を浴びせ続けました。
 右翼対策員と思われる10名ほどの私服公安警官は暴力行為の当初から周囲にたむろしていましたが、一向に暴力を止めることなく、宣伝カーの破壊を放置しました。途中から到着した10名ほどの立川署警備課の制服警官も、なにやら公安と打合せをしたり、他の車の通行を確保するための交通整理をするばかりで、目の前で繰り広げられる破壊行為に対して手出しをしようとしませんでした。
 暴力行為がはじまって1時間後、ようやく警官が街宣車に移動を促し、宣伝カーは移動することができました。

●「終わりにしよう天皇制11・26大集会」への大結集を!カンパを!
 被害は、フロントガラス、サイドミラー、前後のランプ、フロントグリル、鍵穴・ワイパーの破損など全体に及んでいます。ボディは数十回蹴りつけられて変形し、走ることはできますが内部の損傷なども心配です。車を破壊した右翼はもとより、暴力を放置した警察に対する怒りも禁じえません。
 この攻撃は、立川駐屯地祭への抗議行動を潰すために行われたものであると同時に、直後の11月26日に予定されている「終わりにしよう天皇制 大集会・デモ」への事前攻撃であることは明白です。襲撃にきた右翼からは、「26日はこんなもんじゃねえぞ」とか、「去年今年とよく壊れる車だなあ」などの発言もありました。昨年11月20日に吉祥寺で行われた「天皇制いらないデモ」でもテント村の宣伝カーが襲撃・破壊されましたが、一連の「平成代替わり反対闘争」でこの宣伝カーが果たしている役割を念頭においての襲撃です。
 暴力を使って基地反対や天皇制反対の声を封じ込めようとする右翼団体、襲撃を黙認することで運動つぶしを はかる警察を許すことはできません。「終わりにしよう天皇制 大集会・デモ」(11/26 13:00 千駄ヶ谷区民会館)への大結集を訴えるとともに、修理費や買い替えも視野にいれたテント村へのカンパをよろしくお願いします!
2017年11月24日 

立川自衛隊監視テント村
立川市富士見町2-12-10-504 042-525-9036 tento72@yahoo.co.jp 

カンパ振込先⇒郵便振替00190-2-560928(口座名「立川自衛隊監視テント村」)
 
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あらためて集会のご案内です。 

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終わりにしよう天皇制 11・26大集会・デモ 

日時:2017年11月26日(日) ★13:00開場13:15開始★16:00過ぎデモ出発会場 
会場:千駄ヶ谷区民会館(JR原宿駅下車) 

講演:吉澤文寿さん(朝鮮現代史)「植民地責任と象徴天皇制」 
ビデオインタビュー:横田耕一さん(憲法学)「憲法と生前退位」 
※ほか、コント、天皇制弾圧に関する映像、アピールなど盛りだくさん! 

主催:終わりにしよう天皇制11・26集会実行委員会 
連絡先:090-3438-0263 
            ▼        ▼        ▼ 
【呼びかけ】 
あなたがもし、 
 世襲の特権階級が無いことを望むなら、何をためらうことがある? 
あなたがもし、 
 歴史と責任に向き合わない社会を嘆くなら、何をためらうことがある? 

あなたがもし、 
 民族や国籍で差別されない国を望むなら、 
あなたがもし、 
 「不敬」と名指され傷つけられた人々の身の上を想うなら、 
あなたがもし、 
 「正しい家族」「正しい日本人」の抑圧に窒息しそうにあるなら、 
何をためらうことがある? 

 「日本は決して美しい国ではない」と思うなら、ためらうな。 
 象徴のメッキを剥がすことを、偽りの統合を撃つことを、ためらうな。 

 天皇制反対!明仁を最後の天皇に! 
 終わらせるのは、いまだ!




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自己責任論を作り出すもの――生活困窮者からみた天皇制  高沢幸男さん(寿支援者交流会事務局長)

◆6.3天皇制いらない集会発言 その4

自己責任論を作り出すもの ―生活困窮者からみた天皇制 高沢幸男さん(寿支援者交流会事務局長)

 みなさん、こんにちは。

私は、日本三大寄せ場の一つ、横浜の寿町で、野宿生活者や生活困窮者を支援しています。

私自身は天皇制問題をほとんど話したことがないので、発言させていただいて極めて不見識だったりしたら申し訳ないと思いました。ですが、野宿生活者を支援している仲間から声をかけてもらったので、参加させていただきました。生活困窮から見た天皇制をテーマに話したいと思います。

最初に言っておかなくてはならないのですが、今から28年ほど前の昭和天皇から今の天皇への代替わりの時の「大嘗祭・即位礼」を目前に控えた1990年11月、横浜の寿町では「白手帳弾圧」と呼ばれる弾圧があり、3名の仲間が予防拘禁的に逮捕されました。

これが一体何だったのかを話していくと私の持ち時間がなくなってしまうのでまたの機会に話させてもらいたいと思いますが、このような手段を使ってでも天皇制に対して反対を表明しそうな人たちの言論は弾圧されていくことはみなさんと共有させていただきたいと思います。

生活困窮者の取り組みをやっていく中で思うのは、市民の理解がなかなか進まないことなんですね。なぜ市民の理解が進まないのかを考えていくと、その根本にあるのは、ある意味天皇制なのかなと思います。
その理由は、「生まれながらに尊いものがいる、その反対に生まれながらにダメな奴がいる」、こんなことがある種当たり前のこととして捉えられてしまっていて、「貧困は自己責任」という言葉が平然と言われてしまう。人間は平等のはずなのに、生まれながらの差別が肯定的に捉えられてしまうのです。

前の発言者からも原発問題の話がありましたが、辞任した前復興相の発言にも、「自己責任論」がありました。

でも、被害を受けている放射能は、国策で原発を作ったから生み出されたのです。そのために、逃げざるを得なかった。それなのに、自己責任と言われてしまうんです。こういうことがたくさん世の中で起きているのです。

「生まれながらにして貴い者がいることと対に、生まれながらにダメな奴らがいる」と思ってしまう認知の構造があるからこそ、差別が合理化されてしまいます。

例えば、貧困の連鎖でなかなか学校に行けない。進学できない、スキルを身に着けられない、そして、低学歴で資格もないため、仕事が安定しない。こういう形が作られてくるわけです。
これは自己責任なのでしょうか?

生活保護者のデータによると、
現在生活保護を受けている人のうち、自分が育った世帯でも保護を受けていた方は約25パーセントです。4分の1以上の方は、貧困の連鎖で貧困状態を続けさせれています。
母子世帯で生活保護を受けている人に限ると、約4割の人が育った世帯でも生活保護を受けていた、というデータが出てきています。
本当に困窮は連鎖しています。貧困ゆえに、様々な可能性から排除され、生活が安定しなくなっているのです。

高校や大学に進学できないから、非正規雇用になってしまう。非正規雇用が続くから生活が安定しない。非正規だから一つの職場に永くいることもできず、結果的には自分に必要なスキルも身につけられない。連鎖している貧困のために、資格取得などに利用するお金もない。結果、厳しい状況に置かれ続ける。やる気を出して安定した仕事に就職しようとしたりするけど、学歴が低いからなかなか正社員にはなれない。
それなのに、正社員になれないのは努力しなかった自己責任だ、非正規雇用は自己責任だ、そんな言葉を言われて、努力することや安定した生活を夢見ることからも排除される。そんな生活に困っている仲間たちが作り出されてしまう。

しかも、社会は生活困窮者に対して厳しくて、命の問題とお金の問題が同列に語られるんです。これが、小田原市の生活保護課のジャンパー問題です。生活保護のケースワーカーが「不正受給を許すな」「不正受給者はクズ」というジャンバーを着ていた問題です。
小田原市は、「この件についていろんな意見をいただいたけれど、そのうちの4割は、不正受給を許さないというのは正しい、今後もがんばってほしい、という応援だった」という発言もしています。
でも本当にそうなんでしょうか。

本来、すべての人間が生きる権利を保障されるべきだし、単に生きる権利だけではなくて幸せであることを思い描く権利も保障されなければならない。これは憲法にも書いてある権利ですよね。これが保障されないから貧困で困っている人がいるし、対策が十分でないから貧困の連鎖で厳しい思いをしているんです。
生活に困って生活保護を使おうとしたら「不正受給を許すな」と言われる。人の命とお金を同列に扱われた結果、生活保護を受けることが恥かしいことになり、実質、社会保障から排除される。

 

不正受給は受給者ベースでいっても1.数パーセントと本当にわずかなんです。しかも、この中には、高校生が世帯で生活保護を受けていることを知らないでアルバイトしてしまって、福祉事務所に申告していないため、不正受給とされてしまうケースも含まれます。悪意のある不正受給は本当にわずかです。

ほかの困窮世帯と比べても非合理な部分があります。例えば、子どもがアルバイトをして運転免許を自分のお金で取ったら、普通は「がんばったね」と言われます。でも、生活保護を受けていることを知らずに申告しないと、自分の将来のためのお金でも、不正受給と言われてしまうんです。こんなことが実際におきているんです。

不正受給問題を考える時に、いつも思い出すのは、お笑い芸人の母親が生活保護を受けていて大バッシングされた話です。
親が生活保護を受けるぐらいの状況ということは、お笑い芸人も困窮の中に生きて下積み生活を経て、たまたま成功をつかんだ。しかも、母親のために必要な扶養は、自分ができる範囲内でやってたんですよね。それなのに不正受給と言われて大バッシングされた。最終的には親の生活費の面倒を全部見るということになった。

これは、場合によっては、生活費や子どもの教育費を削っても、親の扶養を優先するということです。
困窮者はしんどい思いをして結果的に成功をつかんだとしても、親の面倒を見なきゃいけない。
一方で、金持ちはどうでしょうか。中学から私立に通って、そして自分に必要なスキルを身につけるために大学進学して、就職活動に必要なスーツもカバンも買ってもらえて、親のコネもあって就職できる。そして、安定した就職をして、金持ちはより豊かになっていく。豊かになっても、親の生活費の面倒なんてみなくていい。
こんな格差が当たり前に行われてどんどん進められている。困窮者は成功しても親の貧困の面倒を見なくてならず、金持ちは富の連鎖でより金持ちになっていく。こんな現実がいま行われているのです。

私たちは困窮者と向かい合う中で、貧困の連鎖と富の連鎖を考えていかなければならないと思っています。

野宿者を支援している中で、「お前たちは何者だ」とよく言われます。
心ない人たちから、「お前らが甘やかすからいけない」と言われます。
「お前たちは何者なんだ」と問われたら、私たちは「一番しんどい仲間とともに生きていきたいと思っている者たちの集まりだ」と、答えています。
週に一回訪問したり炊き出したりしたぐらいで、野宿生活の状態を維持することなんて、実際には無理です。それでも、あなたを気にしている人がいる。あなたとともに生きて行きたいと思っている人がいる。そんなメッセージを送りながら、活動を続けています。

今、皇族の結婚が話題になっています。生まれながら貴いものは、結婚しようとなったら億単位の持参金を持たせてもらえる、なんて話になっています。
一方で、困窮者は困窮ゆえに、結婚もできない、就職もできない、子どもも持てないという人がたくさんいます。
結婚するか、子どもを持つかは、それぞれが判断する自由ですけれども、そもそもそれを選択肢から最初から奪われている困窮者がたくさんいます。
このように、生まれながらの差別が存在していることは、重大なことです。
生まれながらに貴い人がいるということは、逆に貧困を押し付けられ貧困の連鎖の中で生きて行かなければならない人がいる。そういうことを考えていくことが重要になってくると思います。

天皇制は、貧困を固定化し、貧困の連鎖でしんどい仲間をずっと固定化する。そういう理不尽な社会構造を合理化するツールになっていると思います。
だから私たちは、このような理不尽さに対して、一人ひとりが「生まれてきておめでとう」「生きていてありがとう」と思ってもらえる、そんな温もりのある社会を作りたいと思って、日々路上を回っています。

最後に、野宿生活者襲撃問題も話したいと思います。
管理社会の中で息苦しいと思っている学生たちが、よりしんどいものを叩くことで、「自分よりしんどい人がいる。あの人たちよりは自分の方がマシだ」という歪んだ自己肯定感を持つようになる。

未来を担う子どもたちが襲撃をするほどのストレスを抱えている社会って、しんどいですよね。よりしんどい野宿生活者をストレスのはけ口にする。貧困は自己責任という前提があるので困窮者に対しては何をやってもいい、という理不尽さがあると思うのです。
そういうものを認めない! 今日は問題提起の場として、考える場として、いきたいと思っています。最後までこの集会一緒にやっていきたいと思います。よろしくお願いします。

 

 

……………( ..)φ メモ ( ..)φ……………

2017年度の生活保護は、

 生活保護受給者214万2000人に対して2兆9000億円(1人=約130万円)

 

〇予算(平成29年度厚生労働省予算概算要求の主要事項より)
生活保護に係る国庫負担 2兆9074億円
――生活保護を必要とする人に対して確実に保護を実施するため、生活保護制度
に係る国庫負担に要する経費を確保する。

〇2017年2月生活保護調査

  …受給者214万1881人(163万8944 世帯)
(社会保障審議会生活困窮者自立支援及び生活保護部会第1回資料4、2017年5月11日)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2017年度の皇族のための費用は、

皇族19人に対して62億2000万円(1人=約3億2740万円)

 

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オリンピックは、優生思想や差別と一体だ…鵜飼哲さん(一橋大学教員)

◆6.3天皇制いらない集会発言 その3

オリンピックは、優生思想や差別と一体だ 鵜飼哲さん(一橋大学教員)

 

こんにちは、今日はみなさんとお会いできて本当に嬉しいです。
やっぱりデモに参加するって、それ自体、楽しい経験ですね。
日頃、心の中で思っていても夢の中でしか大きな声では言えないようなことを街の中で大きな声で叫ぶっていうこと自体、それがなければおそらく私たちは社会の中で生きていけないと思います。
とりわけ天皇制のような、この社会の中では本当に明確に自分の言いたいことを語れる場所が乏しい、このような問題についてこそ、街頭デモンストレーションはあるべきだと私は考えています。

デモは数々あるんですけど、
私が初めて天皇制の大きな行動に参加したのは1975年9月30日、前の天皇の訪米阻止の闘争があった時です。天皇訪米阻止闘争があったわけですね。

当時の学生運動の中でも新しいテーマでしたし、天皇制って何なんだということを一から議論したことをよく思い出します。

そのあと、1989年、90年頭の昭和天皇の死去までには、運動圏の内外で、
天皇及び天皇制をめぐる様々な言葉が飛び交い、議論されていった時代があります。
覚えてる言葉がいっぱいあるんですけど、その中で特に今日思い出しておきたいのは、
確か昨年亡くなられた野坂昭如が言った言葉。
「天皇制は日本人の賤しさの鏡である」
とはっきり言ったことを思い出します。

今日の集会で最初に発言された方が非常にはっきり言われたように、天皇制は優生思想と非常に結びついているわけですね。天皇制という鏡を通すと自分が他の国の人よりもきれいに見えるとか、そういう心性が近代の日本人の心に植えつけられてしまった。
これは色々な研究が明らかにしているように昔からあったわけではありません。明治維新の時に教育勅語のようなものと一体に刷り込まれていった、わずかこの数十年の間にできたこと何ですね。
これをどうして変えられないのか。このことに私たちは向き合って、改めて挑戦していかなくてはならない時代に入ってきてると思います。

このところ私はオリンピックに反対する運動がメインの活動なんですけれども、これから2020年までに、生前退位が言われ、特例法ができ、退位、そして大嘗祭。
来年は、明治維新150周年、そしてラグビーのワールドカップもあり、そういう中で2020年までに改憲をやりきってオリンピックを迎える、とはっきり安倍晋三は公言しているんです。
天皇制の問題はこのプログラムの中に組み込まれています!
天皇制に批判的でない運動であれば、これから数年の闘いを闘えないでしょう。
そういうギリギリに追い詰められところで私たちは天皇制についての認識を新たにし、この攻撃と闘えるような枠組みを運動の中でも作っていかなければいけない、と思います。

言論界には、天皇及び天皇制について、先ほども発言された方もおっしゃっていたように、「陛下」という言葉を平気で使うような人がたくさん出てきたり敬語を使ったり、ということが横行しています。こういうことをもっときちんと批判する場所を作っていかなければいけないと考えています。

オリンピックの関係では、この間、資本主義の非常に新しい段階の現象として、
「祝賀資本主義」と言われているんですね。
要するにお祝い事を作って、公金を一部の大資本の側にどんどん使わせていく。
そういう攻撃がオリンピックをめぐって起きて来ています。お祝い事や天皇家が続くのがありがたいとか、資本主義がこれから永久に続くことが麗しいとか、そいういうことを人々の頭に刷り込みながら、しかもそれが搾取の構造になっている。
オリンピックというのは、今そういう中で作られているし、これは深いところで優生思想や差別の問題と一体なんです。

ですから、私たちの運動はまだ本当にささやかなんですけれども、これからの時代、反天皇制・反オリンピック、そして反改憲を一体のものとして闘っていくためにも、今日の集会、デモストレーションは、とても、とても、とても大事だと思います。

最後まで団結して闘っていきましょう。

天皇に共感? 共感ってことばをそんな風に使わないでほしい

◆6.3天皇制いらない集会発言 その2

天皇に共感? 共感ってことばをそんな風に使わないでほしい Sさん

 

みなさんこんにちは。
「何が何でもこの日は行かなくちゃ」と思って、出てきました。


昭和天皇が死去して、今の天皇が即位する時に、大嘗祭っていう変な行事が行われるんです。
大嘗祭っていうのはずっと前から受け継がれてるものなんですけど、
東京中心に、東と西に分けて田んぼに苗を植えて、ここから獲れた新米を食べて天皇になるっていう行事をやったんですよ。そんな行事をちゃんとしたんですよ。
これはおかしいと思って、大分では裁判を起こしたりしました。本当におかしいと思います。

まさか、昭和天皇の死と、今の天皇と、二度も天皇の代替わりを体験しようとは思いませんでした。びっくりです。
私は、「昭和天皇の戦争責任は絶対に許せない!」と思っていました。「責任を取らないで死なせてたまるか!」って思ってました。
死んだ時には赤飯を炊いてみんなで祝いました。30人くらい集まって赤飯で乾杯して、デモに出発しました。このことは、忘れることができません。
でも今度の天皇はまたあの時と違ってますよね。みなさんとその点について話し合いたいです。
 

「皇害」と書いた紙をここに持っててもらっています。九州は、この「皇害」のずっとずっと連続でした。

大嘗祭の米を作らされるのが、第一の「皇害」でした。
それから第二の「皇害」が、2000年に大分であった植樹祭。
そして第三の「皇害」は、2008年に大分であった国体。
この三つを経験して、私は警察から嫌っていうほど「皇害」の迷惑さをわからせられました。そしてうちの裏には公安が住み着いてしまいました。

今度の特例法ですが、国会をずっと聞いてるんですけど、いわゆる大政翼賛会ですね。
誰として根本的に追及する人がいなければ、「天皇制がおかしいじゃないか」っていう人が全然いない。
ゴマをすって媚びへつらっている。反吐が出るほど、国会で聞かされています。
第一、誰が天皇を敬愛しているっていうのでしょうか? 天皇の気持ちなんか理解しないし、誰も共感していないですよ。
共感ていう言葉をあんな風に使わないでほしいです。本当に不愉快に思っています。
私は、怒りまくっています。人から「どうしていつも元気なの?」って聞かれるんですが、
怒りが原動力です。

原発いらないって、毎日、九州電力の前に立ってるんですけど、もう2000日を超えました。
地方だと本当に言いたいことを、言いたい、表現したい、っていうときには、だいたい一人なんですね。
一人でも、やるってことはとても意味があると思っています。それを実感しているんです。
地方で声を上げるのはとても大変です。でもやっていると続けてくれる人が出てくるんです。一人で始めても5人、10人って増えていくんですよね。これこそが共感っていうんじゃないですか?みなさんどう思います?

私のまわりは、「天皇陛下」っていう人ばっかりです。耐えられませんよ。
「陛下っていう言葉だけはやめましょうね」っていうことはやっていきたいと思います。


今日の集会、本当に共感してます! 退位じゃなくて廃位ですよね!
頑張ってデモをやり抜きましょう。

 

……………( ..)φ メモ ( ..)φ……………

天皇の退位等に関する皇室典範特例法(2017年6月9日可決)より抜粋
第一条(趣旨) この法律は、天皇陛下が、昭和64年1月7日の御即位以来28年を超える長期にわたり、国事行為のほか、全国各地への御訪問、被災地のお見舞いをはじめとする象徴としての公的な御活動に精励してこられた中、83歳と御高齢になられ、今後これらの御活動を天皇として自ら続けられることが困難となることを深く案じておられること、これに対し、国民は、御高齢に至るまでこれらの御活動に精励されている天皇陛下を深く敬愛し、この天皇陛下のお気持ちを理解し、これに共感していること、さらに、皇嗣である皇太子殿下は、57歳となられ、これまで国事行為の臨時代行等の御公務に長期にわたり精勤されておられることという現下の状況に鑑み、皇室典範(昭和22年法律第三号)第四条の規定の特例として、天皇陛下の退位及び皇嗣の即位を実現するとともに、天皇陛下の退位後の地位その他の退位に伴い必要となる事項を定めるものとする。